愛車のDAHON Boardwalk D7を軽量化するため、定番のシートポスト交換をしました。
シートポストにもいろいろな種類がありますが、今回は最もコスパが良いであろうアルミ製のMicrOHERO製を選びました。
このシートポストを選んだ理由と特徴を紹介します。
もくじ
DAHON Boardwalk D7のシートポスト選定
シートポストにはいくつか種類がありますが、大きく分けると軽量でしなやかな素材のカーボン製と軽量ですが曲がりにくいアルミ製があります。
一般的には軽量で頑丈な割に価格を抑えやすいアルミ製、高価ですがさらに軽量でアルミに比べると遥かにしなやかで突き上げなどの振動を抑えてくれるカーボン製の2択になります。
DAHON Boardwalk D7のようなミニベロ小径車や折りたたみ自転車は、ロードバイクやママチャリと比べてシートポストが長いものが多く、価格差も大きくなる傾向があります。
純正のシートポストは、肉厚で頑丈なアルミ製のものが付いていました。
DAHON社製折りたたみ自転車のシートポストは、直径33.9mmという独自規格ですので選択肢はさらに限られます。
折りたたんだときに車体を支える足としても使うため、シートポストには頑丈さが求められます。
軽量化が目的ですのでカーボン製のものにしようと探していたのですが、価格が高価なものがほとんどでした。カーボン製のシートポストで最も安価なものを探し重量を調べたところ、およそ260g程度のものが見つかりました。
アルミ製で軽量なものを調べてみると、330gのMicrOHEROシートポストが見つかりました。
価格差およそ2000円で50gの差しか得られない。安物のカーボン製はうまく固定できず、走行中にシートが下がってしまう事がある。また割れやすいなどの噂をよく聞きます。
今回はアルミ製ですが軽量で安価なMicrOHEROシートポストを選択しました。
MicrOHERO超軽量シートポスト
丈夫なアルミ製で超軽量、カラー展開も豊富で安価なMicrOHEROシートポスト。
- サイズ:直径33.9mm / 全長600mm
- 重 量:330g
- 素 材:肉抜きアルミ6061T6バイプ
- セットバック:約0mm
内容物はシートポスト本体とヤグラ金具一式です
折りたたんだときに地面と接触する底端には、クッションパーツが付いています。
全長は純正よりも若干長い600mm。比べると純正のほうが肉厚で、軽量化されたMicrOHEROシートポストは、華奢な印象を受けます。
公証重量は330gとなっていますが、実測ではもっと軽い結果が出ました。
実測320g。純正と比べて約300gほどの軽量化になります。
MicrOHERO超軽量シートポストへ交換
MicrOHEROシートポストには、前後の区別があります。
サドルの角度調整がしやすいように、ヤグラの取り付け位置に角度がついています。間違えると組み直しが面倒なので、よく確認して取り付けましょう。
純正シートポストが34mmだったため、若干ロックレバーのネジを締めてしっかりと固定することができました。色も太さもほぼ変わっていないのに、見た目もスッキリした印象を受けます。
交換した印象
折りたたみ自転車の軽量化では定番の交換パーツですが、見た目の印象も変わって気分的にも楽しくなります。
重量的には300g程度の軽量化と大きな違いではありませんが、軽量化はコツコツと積み重ねが大事です。塵も積もれば・・・ですね。
サイドに目盛りがプリントしてあり高さ調整に役立つと思っていたのですが、足が短すぎるのか適正な高さに調整すると目盛り部分が隠れてしまい全く見えません。残念です。
当初はカーボン製のシートポストを考えていましたが、アルミ製でもここまで軽量化されているものであれば十分だと感じました。