この記事では、ロリポップサーバーのサブディレクトリにWordpressをインストールする方法を紹介します。
雑記ブログなど特にジャンルを決めていないブログでも、いつの間にか特定のジャンルの記事が増えて、それなりにアクセスも稼ぐようになってしまうことがあります。
記事数が増え、アクセスもそれなりに風具用になった特定ジャンルを、別ブログにすると更にアクセスアップが見込めます。
いちからサーバーやドメインを用意してとなると、手間も費用もかかりますが、サブディレクトリを利用する方法であれば、簡単に別サイト化することができます。
ここではレンタルサーバーのロリポップでサブディレクトリにWordpressを簡単インストールする方法を紹介します。
もくじ
ロリポップサーバのサブディレクトリにWordpressを簡単インストール
ロリポップには、Wordpressのインストールをサポートしてくれる「Wordpress簡単インストール」という機能が用意されています。
この機能は、サブディレクトリを指定してインストールすることにも対応しています。今回は、この機能を使ってインストールする方法を紹介します。
正常にインストール出来ないとき
簡単インストールのはずが正常にインストール出来ない場合があります。私がインストールするときに遭遇しエラーの対処方法を紹介します。
このような画面になり正常にインストールできない状態になる場合があります。
私の環境では、この中の「PHPバージョンが「7.1」の場合」と、「「.htaccess」ファイルが設置されている場合」による不具合による不具合の2つが該当していました。
PHPバージョンを「7.1」に更新している場合
ドメインのPHPバージョンを「7.1」に更新している場合に、簡単インストールが失敗することがあります。PHPバージョンの変更だけを行って、データベースパスワードの形式を変更していないことが原因です。
こちらのページの③の項目に従って、パスワードの更新を行うと不具合が解消します。
「.htaccess」ファイルが設置されている場合
「.htaccess」ファイルは、アクセス制限などを行うときに使われるファイルです。パスワードによる制限だったり、特定サイトからのみアクセスできるなどの制限を行うためのファイルです。
「サーバーの管理・設定」「ロリポップ!FTP」をクリックして、ロリポップのFTPクライアントを起動します。
「.htaccess」ファイルをクリックします。
「_.htaccess」のように先頭にアンダーバーなどを使って、ファイル名を一時的に変更します。
WordPressインストール完了後は、もとに戻しておきましょう。
サブディレクトにインストールしたWordpressへログインする
インストール直後のデフォルト状態では、SSL化されていません。最近のブラウザでは「保護されていない通信」と出て、ブロックされる場合もあります。
まず最初にログインして、SSL化設定をしておきましょう。
インストール完了メールに記載のログイン先URLから、新しくインストールしたWordPressのログイン画面にアクセスします。
インストール時に登録したユーザー名とパスワードを使ってログインします。保護されていない通信」と出てブロックされる場合は、URLの先頭部分「http://」を「https://」と変更すると良いでしょう。
WordPressメニューの「設定」画面を選択します。
「WordPressアドレス(URL)」と「サイトアドレス(URL)」の先頭「http://〜」部分を「s」をつけた「https」へ変更します。ページ下部の「変更を保存」ボタンを押して保存すると、「https://〜」で更新されログイン画面になり再ログインを求められます。
以上でサイトのSSL化が完了です。
まとめ
ロリポップの「WordPress簡単インストール」を利用した、サブディレクトリを指定してWordPressをインストールする方法でした。
設定内容によっていくつか不具合が出る場合もあります。腕に覚えのある方ならレンタルサーバーの簡単インストールを使わず、直接FTPクライアントを使ってサブディレクトリにWordpressをインストールしたほうが簡単だと感じるかもしれませんね。