コーヒーの木の苗木をハイドロカルチャーへ!土植えの植物をハイドロカルチャーへ植え替える方法

この記事では、土植えの観葉植物をハイドロカルチャー(水耕栽培)にする方法を紹介します。
ハイドロカルチャー用の苗木を植え付けるときは、そのままハイドロカルチャーで植え付ければ良いですが、「土植えの植物をハイドロカルチャーに出来るの?」と思ったことはありませんか?
ちょうど100均で、土植えのコーヒーの木の苗木をゲットしましたので、土植えからハイドロカルチャーに植え替える方法をご紹介します。

コーヒーの木
飲料でお馴染みの、あのコーヒーです。
アフリカ原産の常緑樹で、比較的育てやすいため観葉植物としても人気があります。
一般的なコーヒーのイメージ通り、熱帯地方原産ですので寒さには弱いですが、非常に丈夫で育てやすい部類に入ります。難易度的には、パキラと同じくらいです。
土植え実生の苗木をハイドロカルチャーへ
土植えの植物をハイドロカルチャーに仕立てるには、植え付ける前の準備が大事になります。
土に植わっている植物は、土から養分を効率よく吸収できるように、土用の根が生えています。
ハイドロカルチャーは、日本語では水耕栽培というように、基本的に根が水に使った状態で育成する方法ですので、水根を発根させます。
- 土を落として水耕栽培用の水根を発根させる
- ハイドロカルチャーで植付け
土を落として水根を発根させる
100均で購入した実生苗です。100均でよく見かけるこのタイプの鉢に植わっている苗は、基本的にすべて種から発芽させた実生苗のようです。
まずはポットから出して、土を落とします。
土が残っているとハイドロカルチャーにした時、根腐れの原因になるので念入りに洗浄します。
根は傷つけないように指の腹などを使って優しく洗浄してください。
完全に土を洗い落としました。
水根が生えるまで、発根を促す効果のある活力剤メネデール入りの水で水差しにしておきます。
水根が出るまで時期にもよりますが、およそ2〜4週間ほど掛かります。
その間2〜3日毎にメネデール入りの水で、水換えを行います。
ハイドロカルチャーで植付け
2〜4週間経つと水根が生えてきます。今回はおよそ3週間で発根しました。
土植えの時の根の間に、新たに生えた水根が確認できます。
生えてきたばかりの水根は、他のものより明らかに白いので、すぐに分かります。これが水から直接栄養を吸収するのに適した水根です。
今回は、我が家でいつも使っているi-potという透明ポットに植え付けます。
軽量で割れる心配もいらず扱いやすいうえに、透明ポットなので水の量も把握しやすいため、お気に入りのポットです。
今回は2株あるので、セラミスと炭植えの2種類で植え付けます。
まず両方共に、ミリオンAを鉢底に敷きます。
セラミス側にだけ、焼成ゼオライトを入れました。
炭植えは、炭自体に浄化作用があるため、必要ありません。
それぞれ植え付けていきます。
根の隙間にも行き渡るように、棒で数寄ながら用土を足していきます。
根を傷つけないように慎重に行います。
最初の水やりは、メネデール入りの水を多めに入れます。
ハイドロカルチャーは季節にもよりますが、通常ポットの1/3以から1/5程度になるよう水を入れます。
植え付け直後は、ポットの半分近くまで入れておきます。それでもきちんと水根が出ている状態での植え付け後は、2〜3日程度でなくなってしまいます。
植え付け完了です。
まとめ
コーヒーの木は、観葉植物としては手入れが簡単で育てやすいため人気の植物です。いかにも樹木といった雰囲気の葉で、樹木好きな私にはとても成長が楽しみです。
アフリカ原産で南米など暑い地域のイメージが強いせいもあって、寒さには極端に弱いのかと思っていましたが、意外と耐寒性もあります。室内で育てるばあいは、冬越しも特に気を使うこともありません。
常緑樹ということで冬でも緑の葉を保ち続けるそうなので、部屋の湿度を保ってくれそうですね。
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