前回の記事で少し触れましたが、事故で頭蓋骨骨折と脳挫傷と診断され、1ヶ月ほど入院と自宅療養を余儀なくされました。
幸い頭蓋骨内に出血は無く、内出血による障害や後遺症は今のところ見らてません。
なので治療法としては、加温療法と言う方法。要するに手術などはせず、安静にしているだけと言うものでした。
不思議なことに痛みはほとんどなく、後頭部の一部分に触れた時や姿勢を変えた(上向いたり下を覗き込もうとする動作)時に強烈な回転性のめまいが襲って来る状態でした。
事故直後は物が食べれず(水を飲んでも吐いてしまう)ずっと点滴を連れて移動していました。
何より辛かったのが睡眠障害と言うか、よく眠れないことです。寝返りの度に、ベッドで寝ているはずなのに地面にめり込んで引っくり返り、転んでしまうような感覚が強烈に襲って来ます。
この回転性のめまいが後に後遺症となって続くのですが、別の病院で診断を受けて原因が判明し、ほぼ改善されました(^^)
原因となった病名は、良性突発性頭位めまい症と言うものでした。
三半器官内の耳石が剥がれ落ち、頭を動かす度に中で動き回ることでめまいが起こる病気で、外傷によるものだけで無く、人によっては特に何もしていなくても罹ることがあるそうです。
特徴としては、めまいの種類が浮遊性ではなく回転性であること。しばらくジッとしていると(耳石の移動が落ち着くため)めまいが収まること。そして、めまいが起きている時に目を見ると、実際に激しく目が動いてるそうです。
治療の方法はエプリー法と言う、身体の向きを変えて耳石を元の正しい位置へ移動させると言う、一見するととても原始的な方法でした。が、これが効果絶大!
2回の施術でめまいがほぼ改善されてしまいました。
良性発作性頭位めまい症とは
良性発作性頭位めまい症③治療法:エプリー法の説明動画 – 耳の病気 – 難聴.COM
我ながら、これはかなり驚きます。あんなに酷かっためまいが僅か数分で治ってしまうと言う経験。
人の身体って不思議だなと…
あと医者選びも大事だなと実感しました。