仕事絡みで Excel を使ったシフト表を作成する事がありました。
A番とB番の2シフト体制と大したシフトではないですが、単純だからこそ自動で作成できないものかと作ってみました。
もくじ
前提条件
作成するシフトの条件は、以下の通り。
- 人員 2名
- A番(早番)、B番(遅番)の2交代制
- A番は、月曜日から土曜日までの勤務。B番は、月曜日から金曜日まで。
- 1名当たり、日曜日と隔週土曜日が休み。祭日は勤務。
- A番(早番)、B番(遅番)を1週間毎に交代する。
作成する表の条件は、以下の通り。
- 月度計算は、20日締めで作成。
- 土曜日は青文字、日曜日は赤文字で曜日表示。
- 日曜日、祭日の列に色を付ける。
- 各人の休みの日には「◯」を表示。
- 最小限の入力で自動作成。(月度とその月最初のシフト)
完成図
完成ファイルは、こんな感じ。
年月と上段(太郎)のその月最初のシフトを入れると、あとは自動作成してくれます。
表の構成
実際に業務で使っているファイルで、印刷も考慮してレイアウトしているため、セル構成が分かり難くなっています。
まずはセルの構成を説明しておきます。
印刷されるシフト表
項目 | 上段セル | 下段セル |
---|---|---|
月度表示 | D5 | |
日付欄 | D8 ~ AH8 | D12 ~ AH12 |
曜日欄 | D9 ~ AH9 | D13 ~ AH13 |
シフト | D10 ~ AH10 | D14 ~ AH14 |
入力フォーム
項目 | セル |
---|---|
年月入力欄 | AM6 |
最初のシフト入力欄 | AM10 |
動作イメージ
次回から数回に分けて作成方法を紹介していきます。
【Excel2010】最小限の入力で自動作成するシフト表 第1回【関数】
【Excel2010】最小限の入力で自動作成するシフト表 第2回 日付Part1【関数】
【Excel2010】最小限の入力で自動作成するシフト表 第3回 日付Part2 月末処理【関数】
【Excel2010】最小限の入力で自動作成するシフト表 第4回 曜日Part1 平常日【関数】
【Excel2010】最小限の入力で自動作成するシフト表 第5回 曜日Part2 月末処理【関数】
【Excel2010】最小限の入力で自動作成するシフト表 第6回 シフトPart1 通常週【関数】
【Excel2010】最小限の入力で自動作成するシフト表 第7回 シフトPart2 月度始め【関数】
【Excel2010】最小限の入力で自動作成するシフト表 第8回 シフトPart3 月末処理1【関数】
【Excel2010】最小限の入力で自動作成するシフト表 第9回 シフトPart4 月末処理2【関数】
【Excel2010】最小限の入力で自動作成するシフト表 第10回 シフトPart5 月初処理【関数】
【Excel2010】最小限の入力で自動作成するシフト表 第11回 休日表示Part1【関数】
【Excel2010】最小限の入力で自動作成するシフト表 第12回 休日表示Part2【関数】
【Excel2010】最小限の入力で自動作成するシフト表 第13回 休日表示Part3【関数】
【Excel2010】最小限の入力で自動作成するシフト表 第14回 休日表示Part4【関数】
【Excel2010】最小限の入力で自動作成するシフト表 第15回 休日表示Part5 最終回【関数】