この記事では、古くなったWordpress記事の公開日を変更して最新記事として投稿する方法を紹介します。
情報が古くなったレビュー記事やアクセスがなくなった古い記事をリライトするとき、単純に更新していませんか?
単純に更新をすると「更新日」が変更されるだけで、「公開日」は古いままです。公開日を変更して最新記事として投稿すると検索結果で上位表示になりやすく、アクセスアップが見込めます。
この記事では、公開日の変更方法とメリット、注意点、変えたほうが良い記事の選び方を解説します。
もくじ
公開日を変える方法
公開日を変更する方法は、実は簡単です。まずは「変更したい記事」の編集画面を開きます。
WordPressメニューの 投稿 投稿一覧 から「変更したい記事」の編集画面を開き、公開日時の欄の「編集」をクリックします。
日付を変更し 更新を押すと「公開日時」が変更されます。
WordPressのパーマリンク設定で記事URLに日付を付ける設定にしていると、公開日時を変更したことがすぐに分かってしまいます。
公開日の変更をするのであれば、日付なしの設定に変更しておきましょう。
公開日を変更するメリット
ブログを運営していくなかで、公開日の変更を上手に使うことで得られるメリットがあります。
- 古い記事の評価を引き継いで最新版として公開できる
- 検索で上位に表示されやすい
- 記事一覧の並び順を任意に変更できる
古い記事の評価を引き継いで最新版として公開できる
商品紹介記事で商品の販売も終了し古くなってしまったものは、アクセスもされなくなりSEO的に足を引っ張る記事になってしまいます。
カメラやオーディオなど古くてもそれなりに需要のある商品なら良いのですが、モバイルバッテリーのような新商品への移り変わりが激しいものなどは、記事を残しておくメリットはありません。
単純に古い記事を消して、最新のモバイルバッテリーを紹介する記事を書いてもよいのですが、古い記事をリライトして公開日を変更し最新記事として公開すると、過去に得ていた記事の評価をそのまま引き継ぐことができます。
古くなった記事を最新情報に書き換え公開日を変更し公開する行為は、リライトに当たります。リライトですので当然、それまでに得たPV数などの記事に対する評価は引き継がれます。
検索サイトはサーバーにコンテンツのコピー情報を保管しています。別の日付で記事スラッグも変更(別URL)すると、同じような内容の別記事(コピーコンテンツ・パクリ記事・独自性なし)とみなされ、最悪の場合マイナス評価やペナルティを受けます。
記事スラッグの変更は、やめておきましょう。
検索で上位に表示されやすい
Googleなどでの検索結果の中から記事を探すとき、日付の新しいものを選びませんか?
Googleの検索結果に表示される日付は、独自のアルゴリズムで自動取得していて個別に制御できない仕様ですが、検索精度向上のため最新の情報を有益と考え、優先的に提供するようにできています。
古すぎる日付では、よほどニッチなキーワードでない限り検索上位には表示されません。
また、あなたが検索結果の中から記事を探すとき、日付の新しいものを選びませんか?
記事一覧の並び順を任意に変更できる
WordPressの記事一覧は、公開日順で並んでいます。カテゴリーやタグでまとめることもできますが、時系列で並べたい記事があるときは、日付を変更することで順番を入れ替えることができ、管理がしやすくなります。
カテゴリーやタグで絞り込んだ状態でも日付順で並ぶため、連載シリーズ物などを管理するときはとても便利に使えます。
むやみに公開日を変えすぎない
日付が新しいほうがクリックもされやすく検索表示にも有利ならば、「定期的にすべての記事を最新の日付に変更すれば良いのでは?」とおもいますよね。
たしかに最新の日付になっていればクリックされやすくなりますが、内容が古いままだと読者は「日付だけ新しいのに内容は古いままじゃん」とすぐにバレてしまい、二度と来てはくれません。
また検索エンジンは、日付も考慮しています。頻繁に日付を変えると同じ内容で日付が違う記事があると誤認して、評価が下がってしまいます。
公開日を変えたほうが良い記事
闇雲に記事の公開日を変えると問題があることもわかりました。それでは、どのような記事の公開日を変更すべきなのでしょうか?
- 古い商品の紹介記事
- アクセスがない記事
古い商品の紹介記事
最新のガジェットや話題の機器のレビュー記事は、現行機種として販売している間は良いのですが、モデルチェンジなどで型落ちになったり生産終了してしまうことは避けられません。
オーディオなど古くなってもビンテージとしての付加価値が付くものは良いのですが、家電品やガジェット系の商品は古くなると見向きもされなくなり、やがてアクセスもなくなります。
同じような商品の最新機種や後継機のレビュー記事を書く機会があれば、古い記事をリライトし公開日を変更して新規記事のように公開しましょう。
本来であれば古い記事を非公開や削除し別に新規記事を書いていたものが、リライトで最新の記事に生まれ変わります。
アクセスがない記事
せっかく一生懸命書いて最初は良かったものの長期間アクセスがなくなってしまった記事も、リライトして公開日を変更しましょう。
アクセスが殆どない、または極端に少ない記事は、ブログ全体の評価を下げる原因になります。
アクセスがない記事を放置していつの間にか数が増えてしまうと、どれだけ良い記事を書いてもブログ自体の評価が低いため上位に表示されにくくなります。
記事の内容にもよりますが、情報が古くなったためにアクセスが下がっているのであれば、リライトで最新の情報にし公開日を変更して新規記事として投稿しましょう。
アクセスのなくなった記事を単純にリライトして更新するよりも効果的です。
まとめ
古くなりアクセスもなくなった記事を放置しておくと、ブログ全体の評価が下がってしまいます。
単純に削除でも良いですが、過去にアクセスを稼いでいたけど情報が古くなってアクセスがなくなってしまった記事は、再利用すると有効に働いてくれます。
新規記事のネタに困ったときも、情報が古くなった記事の最新情報を調べてリライトすることで新規記事として公開できます。