思わず買ってしまいました。(こればっかりだな・・・)
正直、それほど必要性は感じていなかったのですが、気がついたらポチってたという感じです・・・
元々、PCを直接TVにつないでモニター代わりに使っていたので、PC内に保存している動画などはTVで見れていました。ただ、PCを使いながらTVやDVDは使えない状態でしたし、PCで動画や音楽を再生しながらの作業だと重くなります。
iOSデバイスが増えてきたのもあって、連携させるともっと使い易くなるのではないかと思っていました。
もくじ
設置してみた
本体は非常にコンパクトで、ケーブルコネクターも必要最小限しかなく、さすがAppleの製品だなと言った印象です。
つないだケーブルは、電源ケーブル、HDMIケーブル、opt光ケーブルの3本だけです。LANネットワークには無線LANを使いました。
HDMIケーブルだけで映像と音声を転送できるのですが、opt光ケーブルをAVアンプに直接繋ぎました。これで音楽やラジオなど、AVアンプでAppleTVを選択するだけで聞けるようになるので活用の幅が広がります。
作業自体は、箱から出して、ケーブルを3本つなぐだけなので、ほんとに一瞬で終わります。
立ち上げも、電源入れて無線LAN設定を(ルータ側でDHCPをONにしておけば)自動で行うので、あとはAppleIDを入力するだけで使い始められます。
簡単すぎて、ホントにこれでいいのか不安になるレベルです。
操作性はどうなの
本体にボタンやスイッチは一切無く、すべての操作はリモコンで行います。ジョブスらしいシンプルさを追求したスタイリッシュな作りです。が、これがシンプル過ぎてイマイチ使い勝手が悪いです。まるで一昔前のカーナビリモコンのような・・・
メニュー選択や再生・停止は問題ありません。問題は検索です。
付属のリモコンでは、昔のカーナビのようにカーソルを移動して一文字ずつ文字一覧の中から選択して行かないといけないんです!?
正直、今時ありえません・・・
26文字しかない英語圏の人達は、さほど気にならないのかもしれませんが、ひらがな50音に鼻濁音、それと同じ数のカタカナ、さらには漢字への変換もしなくてはならない我々日本人にとっては、このシンプルさは罪に値します。
しかし、そこら辺もジョブスさんは抜かりありませんでした。
iPhoneから操作できるアプリが用意されています。
Remote 3.0.1(無料)
カテゴリ: エンターテインメント, ミュージック
販売元: Apple – iTunes K.K.(サイズ: 18.8 MB)
全てのバージョンの評価: (4,955件の評価)
iPhone/iPadの両方に対応
Apple謹製の無料APPで、同じネットワーク内にあるAppleTVはもちろん、PCのiTunesもリモートコントロールできてしまうアプリです。
文字入力も当然キーボード入力できますので、付属のリモコンを使うより断然使い勝手が良いです。また、iPhoneなら音声認識で文字入力も出るので、検索ワード入力にはもってこいです。
家の中なので、恥ずかしさもありません。
使ってみた
AppleTV本体からYouTubeやインターネットラジオ、iTunesStoreの映画など幾つものコンテンツにアクセスできますが、iOSデバイスを持っていれば必ずやりたいリモート連携。
ミュージックアプリや動画系アプリの殆どは、AppleTV連携に対応しているようです。
標準ミュージックアプリだと再生画面のこの位置。AppleTVに切替えている間は、見た目は変わりませんがボタンだけが青色に光ります。
ボリューム操作もiPhoneから普通に出来ます。
こちらはAutoTube
というYouTubeを連続再生してくれるアプリ。音楽・動画系アプリなら、こんな感じでボタンが用意されていることがほとんどです。
アプリ自体に切替え用のボタンが無かった場合でも、ホームボタンをダブルクリックして出てくる起動アプリを表示しているエリアを右スワイプ2回するとボタンが出てきます。
こちらからAppleTVへ切替えることが可能です。
AppleTVを選択していれば音声・映像はAppleTVから、操作はiPhoneアプリから出来るようになりますので、アプリで作っていたプレイリストやお気に入りの連続再生などがそのまま利用できます。
iPhoneやiPodに入れてある音楽や動画はもちろん簡単にAppleTVへ転送して表示再生出来ますが、PCに入ってる音楽や動画はどうでしょう?
movファイルはいいとして、古くはrmファイルやDivX、Xvidファイルやmkvファイルなど、一部はiTunesに弾かれて再生も出来ません。この問題を回避するために、直接PCをTVにつないでMPCプレイヤーで再生させていました。
ところがこの問題も、AppleTVを導入したことによって解決してしまいました!
トランスコード転送に対応したアプリが幾つもあったのです。
PCにサーバソフトをインストールして、iPhoneやiPadでは専用アプリを使って再生させるものですが、これがかなりコーデックの対応範囲が広くて使えるんです!!
リアルタイムにトランスコードしながらの再生なのですが、特にもたつきやカクつくということもなく、再生出来ます。
PC内の動画をiPhoneで再生だけでなく、iPhoneを経由させてのAppleTVで表示も問題なくできてしまいます。
今のところ導入して良かったことばかりです。大画面で観たい!オーディオ機器持ってるからそっちで聞きたい!という人にはお勧めです。個人的にはかなりコストパフォマンス高い機器だと思います。