ポリシャスのオアシス苗をハイドロカルチャーに

2021年4月19日

樹木ものが好きで、その葉姿から一度育ててみたかったポリシャスを購入しました。

ポリシャス

別名タイワンモミジと呼ばれる美しい葉が特徴的なポリシャスの仲間は、東南アジアからオーストラリア、アフリカまで自生地は広範囲にわたっており、種類が豊富で100種類以上あると言われています。
日本で手に入る物でも数十種類あるようです。

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生育旺盛で選定にも強いため、大幅な切り戻しにも十分耐えてくれます。
根張りも旺盛なので、植え替え時期も早めに来ることになります。
耐陰性が高く室内でも育ちますが、本来は陽の光を好むため、なるべく明るいところにおいたほうがよく育ちます。

管理する上で少し難しいのは、冬越しです。耐寒性がかなり低いため、冬場は室内でも窓際などは避けて、根鉢を温めてやるなど防寒対策が必要です。

植え付け

ハイドロカルチャーをメインで扱っている樹里オンラインショップというサイトから購入しました。

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オアシス部分には、十分水分を含んだ状態で、葉の部分に負担が掛からないよう、綺麗に梱包されていました。

オアシスを取り除く

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オアシス苗の良いところは、発根が目的なので、わりと根の状態が良く、元気な株が多いイメージがします。
デメリットとして、植え付けのときに、オアシスを取り除く手間がかかる事です。

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土植えであれば、取り除かずそのまま植え付けても良いようですが、ハイドロカルチャーにするときは、根腐れの原因になりますので、出来る限り取り除いておく方が良いです。
根が太い種類ならば、それほど苦になりませんが、細く細かい根のときは、傷つけないよう取り除くのは、かなりの苦行です。

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爪楊枝などを使って、根気よく落としていきます。ネフロピレスのような根が細く細かいものは、修行と思って悟りを開くしかありません。

2株あった

オアシスを取り除いたところ、2株ありました。

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手間をかけた甲斐がありました。

セラミスと炭植えに

思いかけず2株手に入ったので、それぞれ分けて植え付けたいと思います。

最も土に近いハイドロカルチャー用の用土セラミスと、水の浄化作用に優れた炭植えで植え付けます。

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個人的な経験では、根付きや発育が良い用土は、
セラミス > 炭植え > ハイドロボール
の順番だと思います。

根付きや発育が心配なものや大きく育てたいものは、セラミスを使い、それ以外は浄化作用が高く管理が楽な炭うえを使うのが定番になってきています。

まとめ

ポリシャスは葉の形にいくつか種類があり、楓のようなものや、切れ目のない丸い葉をつけるものもあります。

今回購入したものは、楓に似た葉をもつものですが、いつか丸い葉のものも育ててみたいですね。

耐寒性が低いという事なので、冬越しに気をつけないといけませんね。

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