ストレリチア・ノンリーフを4年ぶりに鉢増し植え替え!増えすぎた根をカットした
我が家に迎えてちょうど10年目になるストレリチア・ノンリーフ。4年ぶり3回めの鉢増し植え替えを行いました。
4年も経つとポット内に根が回ってしまい、根詰まりを起こしてしまいます。ハイドロカルチャーの透明ポットだと、目に見えて詰まり具合が確認できます。
前回の鉢増し植え替えでは、根鉢を崩さず一回り大きな鉢に植え替えただけでしたが、今回は根鉢を崩し、古い根のカットにチャレンジしてみました。
ストレリチア・ノンリーフ
わずか10cm程度の子株の状態で迎えた我が家のストレリチア・ノンリーフも、今では自分の身長を追い越すほどに成長しました。
特に根の成長が旺盛で、太い根を鉢いっぱいに張り巡らせています。根が伸びるにつれてポットの中の用土を押し出し、最近は溢れ出して困っていました。
ストレリチアの根はとても力が強いことで有名で、陶器鉢などで根が張りすぎると鉢自体を破壊してしまうくらい強力なのだそうです。
鉢が割れなくても根がギュウギュウに詰まりすぎて、いざ植え替えようとしても鉢から抜けなくなることもあるため、最終的には鉢を破壊してしまわないといけなくなる場合もあるようです。
そうなる前に一回り大きなポットに植え替えを行います。
鉢増し植え替え
前回の植え替えから4年で、とうとう自分の身長を超えるくらい大きく成長しました。
根がポットいっぱいに詰まりすぎて、用土が押し出され溢れてきています。
ストレリチア・ノンリーフの成長に対してポットが小さすぎるため、一回り大きなポットに植え替えます。
用度が溢れ出すほどの根張り具合なので、ポットから引き抜くのも一苦労です。
植物に負担をかけすぎないように、慎重に少しずつ引き抜きました。
根鉢を崩してみると、太い根が何本も複雑に絡み合っていました。根鉢部分の奥の方はかなり固く、ギュッと詰まっていました。
ポットの中で根が伸びる余裕ができるくらいまで、カットしていきます。
ある程度大きく育ったストレリチアは、かなり丈夫な観葉植物なので、多少根をカットしても枯れることはありません。
カットしすぎた場合、古い葉がいくつか枯れることがあります。これは根の量に対して多い葉を、ストレリチアが自ら切り離すために枯らしています。
一回り大きなポットに植え付けて完了です。
今までの鉢の中には、藻が発生していました。根が詰まりすぎて水や肥料の吸収が阻害され、余った養分で藻が繁殖したようです。
まとめ
ストレリチア・ノンリーフは、成長すればするほど葉が小さくなっていく変わった植物です。見た目は茎だけのヒョロヒョロに見えますが、レギネやオーガスタなど他のストレリチア同様、非常に丈夫な植物です。
大きくなりすぎないようにするため小さな鉢で育てたい場合もあるかもしれませんが、根が詰まりすぎると根の機能が阻害され藻の繁殖や害虫、最悪枯れてしまうこともあるかもしれません。
大きくなりすぎないように調整するにしても、定期的な植え替えは必要です。
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