BNR32が盗難にあって2ヶ月が経過しました。
ある日出かけようとしたら、駐車場に停めてあるはずの愛車BNR32が忽然と消えていました。
やはりというか何というか、警察からも発見の連絡はなく、有力な情報も得られませんでした。
これ以上待っても、発見に至る可能性は少なそうですので、泣く泣く一時登録抹消の手続きを決断しました。
もくじ
一時登録抹消とは
本来は、海外赴任や長期旅行、入院や業者の在庫保管など、長期間使用しない車の登録を一時的に抹消する、いわゆる廃車手続きのことです。
この手続を行うと当然公道上は走行できなくなりますが、自動車税の納付を行う必要がなくなります。
手続きが完了すると、「一時登録抹消証明書」が発行されますので、大切に保管しておきましょう。再登録するときに必要になります。
永久登録抹消というのもありますが、こちらはその名の通り完全に廃車にしてしまう手続きです。こちらで手続きしてしまうと、再登録できなくなります。
手続きの流れ
通常の手続きでは、車検証やナンバープレートの返納が必要になるのですが、車両盗難のため手元にありません。
そのため「登録事項証明書」など、手続きに必要な書類が変わってきます。
今回は私が行った手順を紹介します。
- 事前に用意するもの
- 登録事項証明書(車検証再発行)
- 一時登録抹消手続き
以下のサイトを参考にしました。
1.事前に用意するもの
陸運局へ行く前に用意しておくものは、以下の通り。
- 盗難届受理番号
- 車のナンバー(登録番号)または車体番号
- 身分証明書(運転免許証、健康保険証など)
- 印鑑証明書
- 印鑑(印鑑証明に登録している実印)
盗難届受理番号は、盗難届を出した警察署に問い合わせます。通常、現場検証してその場で盗難届を提出しますが、受理番号が発行されるのは、1〜2週間後およそ10日前後かかります。
電話で管轄警察署に問い合わせると教えてくれます。
ナンバーまたは車体番号は、車検証ごと盗まれてしまうとわからないこともあると思いますが、何かの形でコピーを手元に残しておくことをおすすめします。
盗難届を出すときにも必要になるし、抹消手続き、保険手続き、場合によっては駐車場の手続きにも必要になるかもしれません。
私の場合はディーラーで車検を受けた時の見積書をEvernoteに入れていたので、記載がありました。
身分証明書は、窓口で申込者の本人確認のため、提示を求められます。
印鑑証明書は、3ヶ月以内に発行したものと指定があります。私は2ヶ月様子を見て手続きに踏み切りましたが、長期戦を考える方は慌てて取ると無効になることも。
以上を揃えて、あとは陸運局での手続きになります。
※Evernote便利ですよ。私は、公共料金の請求書や見積書、領収書、保険証や契約書など、あらゆる書類関係を保存しています。出先でも不意に必要になった時、すぐに確認できます。
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2.登録事項証明書(車検証再発行)
車両盗難で車検証やナンバープレートもない場合、登録事項証明書を発行してもらわないと登録抹消手続きができません。
各管轄陸運支局で違うみたいですが、福岡陸運局では、車検証の再発行がこれに当たるようです。
窓口で「一時登録抹消手続きしたいのですが・・・」というと、まず車検証の再発行手続きを促され、必要書類を渡されます。OCR様式3号、理由書、領収印紙用紙の3枚です。記入箇所や書き方はその場で教えてくれます。
必要事項を書き入れ、領収印紙を別窓口で購入貼り付けてもらい、申請窓口へ書類一式を提出します。
しばらく待つと呼ばれ車検証再発行が完了です。
ここでトラブルが発生!車検証の住所が引越し前のままになっているため、記載事項変更を行わなくてはならなくなってしまいました。
ディーラーで車検を受けた時に、一緒に変更手続きをしてもらっていると思い込んでいました。
住所変更には住民票が必要ということで、急遽近くの郵便局で住民票を取りました(申込者が本人であれば、郵便局でも取得可能)。
3.一時登録抹消手続き
車検証の再発行ができたら、いよいよ一時登録抹消の手続きです。
最初に行った窓口で、今度は一時登録抹消手続き用の書類をもらいます。OCR様式1号、理由書、領収印紙用紙の3枚です。
必要事項を書き込み、申し込み窓口に提出します。
これでやることは完了です。
あとは呼ばれるのを待って、「一時登録抹消証明書」を受け取るだけです。
受け取った「一時登録抹消証明書」は、大切に保管しましょう。再登録するとき必要になります。
まとめ
やはりお役所仕事というだけあって、新規書類を受け取る窓口、領収印紙を買う窓口、申請書を提出する窓口、証明書を受け取る窓口、全て違います。まさにたらい回しにされてる気分・・・
自分でやると費用は安く済みますが、手間はかかります。
申請代行業者も調べましたが、およそ1万円弱〜1.5万円位が相場のようです。
手間と時間がおしくなければ、そんなに難しいわけでもないので自分でやってもいいかも。
ただ、「車盗まれた上に何でこんなことまでせにゃならんのだ!!」とイラつきます。
業者に頼んでも、「車盗まれた上に何で金まで払わにゃならんのだ!!」とイラつきます。