動画にも興味を持つようになって、数は少ないですがいくつか作っています。
映像表現というと大袈裟ですが、動画特有のなめらかな画面移動は魅力です。
ということで、カメラスライダーを購入しました。
もくじ
カメラ・ビデオスライダー
なめらかな動画を撮影するための機材は、いくつかの種類があります。
カメラスライダーやジンバル、クレーンや最近ではドローンも流行っていますね。
その中でもカメラスライダーは、昔からある基本的な機材で、動画やタイムラプスの撮影などで使われているため、操作も簡単で素人でも手が出しやすく、値段もこなれたものが多く出ています。
コンパクトタイプ
持ち運びを念頭に置いたスライダーで、アーム型のものや伸縮できるタイプのものが出ています。
コンパクトなものは、持ち運びには便利ですが、移動できる範囲が狭く、値段もやや高めになりがちです。
スタンダードタイプ
レール式の最も一般的な形状をしたスライダーです。カメラスライダーと言えば、この形状を思い起こすのではないでしょうか。
最も安価なものは、レースと台座のみで構成されるスライダーです。
手動で台座を移動させるだけのものなので、大型のものでも安価に購入することができます。
手動での操作になりますですので、なめらかな移動には慣れが必要です。
アジャストロッドというスタンダードタイプにもう一つ機能を追加したタイプがあります。
レールの真ん中にあるロッドで、台座に設置したカメラの向きを、自動で調整してくれる機能です。
広い範囲を向くパノラマと一点集中するフォーカス撮影ができるようになります。
電動スライダー
カメラ。ビデオスライダーに電動モーターが付いたモデルです。
手で動かさず、モーターで動かすので均一な速度で、よりなめらかな映像がとれます。
できればこのタイプが良いのですが、やはり値段は高額になってしまいます。
メーカーに寄っては、スタンダードタイプに後付でつけられるモーターを販売しているところもあります。
今回は、初めてのスライダーということで、アジャストロッド付きのカメラスライダーNeewer CAMERA TRACK SLIDERの80cmのものを選びました。
アジャストロッド付きでは、価格も安く、コスパ最強ではないでしょうか。
開封の儀
製品は、専用ケース付きです。
ケース内には、クッションもしっかりと入っています。
長さ80cmのスライダーがピッタリ収まっています。
使い回しではなく、本当に専用ケースのようです。
内容物
- 本体
- 取扱説明書
- 注意事項書類
全体像はこんな感じ。
サイド部分。
足自体は、アジャスターになっていて、水平を出しやすいようになっています。
アジャストロッド調整ネジ。
ロッドの設置位置で、首振りの角度が変えられます。
台座。耐荷重は5kg。
三脚固定穴は、1/4インチと3/8インチのネジ穴が用意されています。
レール中央部分と両端部分に、三脚固定穴が用意されています。
自由雲台
スライダーを利用する上で、やはり必要となるかと思い、同時購入しました。
台座に直付けでは、角度の調整も限定されてしまいますからね。
デジタル一眼レフも付けられるものということで、選んだのがこちら。
最大負荷重量15kgと十分な耐久性に、本体のパン機能もあります。
手頃な価格でありながら、作りもしっかりしていて、なかなか使いやすいです。
最大負荷荷重15kgということで、サイトで見た画像から想像していたより、大きいと感じました。
唯一の不満点は、シューのストッパーが少ないせいか、コンデジやミラーレスなど底面積の小さなものを取り付けると、緩みやすいです。
アルカスイス互換のシューですので、シューを変えてしまっても良いかもしれません。
取り付けてみると、自由雲台の存在感が結構ありますね。
しかし、価格から想像していたより、遥かにしっかりしていて使いやすいです。
こちらもなかなかコストパフォーマンスが高い製品でした。
動画も作ってみました。