この記事では、剥がれてしまったスニーカーの靴底を一般的な接着剤を使って修理する方法を紹介します。
お気に入りの靴は使用頻度も高く劣化の進行も早いのか、思いが欠ソールが剥がれてしまう不運に見舞われることもあります。
もう寿命と思って買い換えるのも良いですが、お気に入りだからこそ延命できるものなら修理して長く履いていたいですよね。
ソールの剥がれは、専門の修理屋さんで修理することもできますが、市販の接着剤を使って自分で処置することも可能です。
この記事では、簡単に手に入る接着剤を使ってソール剥がれを修理した方法を紹介します。
もくじ
ソール用接着剤
剥がれたソールを治す方法として最善策は、やはりプロの靴修理屋さんにお願いすることだと思います。しかしスニーカーのソールは、基本的に専用の溶剤で接着してあるだけです。完全にプロ仕様とまでは行かなくても接着だけならなんとか自分でできそうです。
靴底用の接着剤は、市販のものでも補修用としていくつか発売されています。
靴補修用と銘打っていなくても、使える接着剤が存在します。一番身近にあるものとしてはボンドG17という金属、ゴムや革製品などいろいろな用途に使える汎用接着剤です。誰でも一度は目にしかことがあるのではないでしょうか。
かなり有名な接着剤でどこのホームセンターにも必ずおいてあります。ゴム・皮革系を対象としたこの接着剤は、スニーカーのソール修理に適した製品です。
今回はたまたま家にあったこのボンドG17を使って、剥がれてしまったスニーカーのソールを修理してみました。
ソールの修理
靴先の方からちょうど親指の付け根あたりまで剥がれてしまっています。
全体に薄く均一になるように接着剤を塗り拡げます。厚く塗るとはみ出てしまい見た目が悪くなります。丁寧に行いましょう。
ボンドG17は、少し空気に触れさせ半乾きにしたほうが粘着力が増します。あわてず丁寧に塗り拡げましょう。
接着剤を塗り終え、ソールを貼り付けたら、重りになるものを載せて隙間が開かないようにしっかりとソールを密着させます。この状態で24時間以上放置し、接着剤が完全に乾くのを待ちます。
私はこの状態で3日ほど放置していました。
少しボンドがはみ出てしまいましたが、底部分なので大丈夫。見えることころでもありませんしそのうち削れてなくなるでしょう。
接着剤を均一に塗り拡げ靴先まで適切に圧着できていたので、つま先まできれいに接着できています。
接着剤が完全に乾くまで重りを載せて圧着する工程に時間はかかりますが、作業自体はとてもかんたんでした。
修理のその後
この接着修理後、約1ヶ月ほど経過しましたが、剥がれが再発することもなく普通に使えています。
連続で約20kmほどの自転車と10km程度の歩行をしましたが、全く問題ありませんでした。
スポーツや極端に負荷のかかる行動を取らなければ、普通に歩いたり自転車に乗ったりしていても問題ないようです。