職場のPCがデフォの Windows Vista Businessからアップグレードキャンペーンとかで Windows 7 Professionalへアップグレードしてもらいました。
してもらったと言っても”アップグレードキット”が送られてくるので、あとは自分でやらないといけなかったのですが・・・
“アップグレードキット”の説明を見てみると、上書きではなくCドライブを新規インストールするようで、先にデータのバックアップをする必要がありました。
とりあえず Windows Vista Businessのバックアップを取ます。基本的にファイル類はファイルサーバの方に置いていたので、ローカルのHDDには殆どありませんでした。デスクトップ上に置いている一覧表関係だけ移動します。
メールはこんなこともあろうかとポータブル版のMozilla Thunderbird Portable EditionをUSBメモリに入れて使っていたので何もすることはありません^^
PortableApps.com
USBメモリの容量も大きくなってきたので色んなアプリをポータブルにしてもアリかなあ
最後にブラウザのバックアップですが、Mozilla Firefoxの通常版を使用していたのでFEBEという設定やアドオン、ブックマークなど殆ど全ての状態をバックアップしてくれるアドオンを入れて簡単にバックアップできました。
FEBE Firefox Add-ons
その他使用していたFREEソフト類は、この機会に最新版に入れなおすつもりで何もしません。必要なデータのあるものはUSBメモリにインストールできるものを使っています。さらにDropboxのポータブル版もUSBメモリにインストールしてあり、アプリデータ類はDropboxフォルダで2重にバックアップしてあります。
Dropboxですべては解決してしまった 誠 Biz.ID
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インストールは意外とすんなり行きました。トータルで50分程でしょうか。自動で Windows Vista Businessのwindowsフォルダをバックアップしたりしていたので、通常のクリーンインストールよりは時間がかかっていると思います。
最初の立ち上げも実にすんなり言って拍子抜けします。 Windows Vista Businessの時の苦労はいったい何だったんでしょうか?
初期設定、ネットワークの設定、Officeの再インストールを済ませ運用開始。バックアップしたデータもすんなりとリストア出来ました。FEBEって便利ですね^^
Mozilla Thunderbird Portable Editionもすんなりと起動。アカウントもメールのやり取りも完全に元の状態のままです。
唯一悩んだのが、VB6ランタイムを必要とするアプリを使っていたのですが、このVB6ランタイムがうまくインストール出来ず、起動できないアプリがありました。「コンポーネントCOMDLG32.OCXまたは依存関係のひとつが適切に登録されていません。ファイルが存在しないかあるいは不正です。」とか「コンポーネント`richtx32ocx`またはその依存関係のひとつが適切に登録されていません。ファイルが存在しないか、あるいは不正です。」といわれ、「管理者として実行(A)」してもダメ。いくつか違うランタイムパッケージを試してやっと見つけました。
Visual Basic 6.0 SP6ランタイムファイル
Vectorで明確に Windows 7対応を謳っていたランタイムです。他ではダメでしたが、これを入れるとあっけなく起動しました。
アプリ等の対応は以前に比べれば進んでいますが、まだ対応できていないものも確実にあるようで、特に何故かは分かりませんがお気に入りのアプリほど未対応という・・・