2004年モデルのDAHON Boardwalk D7の純正サドルが劣化してしまい、表面の合皮が固くなり所々破れてきたので、新しくサドルを交換することにしました。
サドルにもいろいろな種類があり選ぶのに悩みましたが、最終的に見た目が似ている合皮製の軽量なレーサーモデルVELO SPORTS SL-VL-013を選びました。
このサドルを選んだ理由と交換した印象を紹介します。
もくじ
DAHON Boardwalk D7のサドル選定
サドルにも色々と種類があり、大きく分けるとコンパクトで軽量なレーサーモデルと大きくてクッション製の高いコンフォートモデルがあります。
一般的にはママチャリなどの実用車には、乗り心地重視のコンフォートモデル、ロードバイクなどのスポーツ車にはレーサーモデルを選択します。
ミニベロ小径車や折りたたみ自転車にも、買い物の足に使うような実用車とスポーツ車の区別があります。DAHON Boardwalk D7はスポーツ車のエントリーモデル、スポーツ車と実用車の中間的な位置付けです。カスタム次第でどちらにも振ることができます。
純正のサドルは、スプリングこそ付いていませんが大きくてクッション性の高いコンフォートとレーサーの中間的モデルが付いていました。
2004年モデルということもあり、表面の合皮は固くなってしまい破れも目立っていました。
短時間なら問題ないのですが、少し長距離になるとお尻が痛くなるので交換することにしました。
お尻が痛くなるのでコンフォートモデルでもよいのですが、自転車の保管にエレベータのない3階まで持ち運んでいますので、軽量化も図る必要がありました。レザー風の外見も気に入っていたので、レーサーモデルの軽量さと若干のクッション性を兼ね備えたVELO SPORTS SL-VL-013を選択しました。
VELO SPORTS SL-VL-013へ交換
スポーティーなフォルムに本革調の質感が純正に近く、クロモリレール採用で軽量化も図られています。
- トップカバー:合皮&D2ダブルデンシティー
- シートレール:クロモリ
- サイズ:270×140mm
- 重量:395g
上部は合皮ですが質感の高いレザー調。VELO独自のD2ダブルデンシティーという素材でクッション性も高めています。
サイドには、マイナーチェンジ前は無地だったようですが現行モデルにはロゴが入っています。
クロモリレールで軽量化が図られています。
公証重量は395gとなっていますが、実測ではもっと軽い結果が出ました。
実測352g。純正と比べて約50gほどの軽量化になります。
実際に取り付けて見ると、随分とコンパクトになった印象を受けます。
交換した印象
スポーティーな形状とレザー調の見た目はお気に入りです。若干ですが軽量にもなりました。
乗り心地は、コンパクトなフォルムのおかげでペダルを漕ぎやすくなりました。座り心地も思ったほどは悪くないです。
お尻は長距離になると若干痛みますが、ボロボロの純正ほどではなくなりました。穴開きサドルのおかげで股の付け根はとても楽です。
ものとしてはレーサーとコンフォートの中間的な作りなので、折りたたみ自転車のDAHON Boardwalk D7には良い選択だったと思います。純正に近い見た目も本来のコンセプトに近く、Boardwalkらしさが引き出せていておすすめです。