DAHON Boardwalk D7にキャリアを装着!DAHON専用キャリアTraverer Rack 20″フロント用&Arclite RacK 20″リア用
この記事では、DAHONの純正キャリアTraveler Rack 20″ フロント用とArclite RacK 20″リア用の紹介とDAHON Boardwalk D7 2004年モデルに取り付ける方法とトラブル回避情報を紹介します。
軽量化を進めていた愛車DAHON Boardwalk D7ですが、実用性を考えてキャリアを付けることにしました。
レジャー仕様の場合は気になりませんが、通勤などで使うようになると荷物の携帯方法が気になります。
バックパックだと夏場は汗や蒸れが気になりますし、買い物などで手荷物が増えたときに自転車に載せれるようにしておくととても便利です。
キャリアは各社から様々な種類が発売されていますが、今回はDAHON純正キャリアを選択しました。純正なので簡単に取り付けできると思っていましたが、思わぬ不具合に悩まされましたので対処法も含めて紹介します。
もくじ
DAHON純正キャリア
DAHONの純正キャリアは、2種類あります。普通の荷台としてつかえる「Arclite RacK」とパニアバッグなどを使うことを前提にした藻です「Traverer Rack」です。
Arclite Rack
Arclite RacKは、いわゆる荷台として使うことを前提に作られているため、荷物を乗せる天面部が広く作られています。
サイドバッグやパニアバッグを装着することもできますが、車輪に当たらないようにするためのサイドサポートがありません。またホイール径の小さい折りたたみ自転車特有の問題で、サイドバッグなどを装着するとペダリングするときにバッグとかかとが接触します。
バッグの取り付け位置やサイズを工夫することで、接触を回避することもできますが、基本的には荷台として使うことが前提のキャリアです。
メリットは、キャリアとして本体重量が軽いこと。折りたたみ自転車で軽量化も考えたいけど、利便性を考えるとキャリアも欲しいという方向けです。
デメリットは、荷物の固定にキャリアストラップなどのゴム紐が必要なことです。サイドバッグやパニアバッグのように簡単に付け外しはできません。
Traverer Rack
Traveler Rackは、文字通り旅行用に荷物をたくさん搭載できるように設計されたキャリアです。天面部だけでなくサイドバッグやパニアバッグを装着する前提で作られています。
Arclite RacKとの違いは、天面部の幅が細く、サイドにバッグが車輪に接触しないようにサイドガードがあります。また、「バッグとかかとが接触する問題」を解決するために、荷台部分が高い位置かつ後方になるように設計されています。
メリットは、荷台としてだけではなくサイドバッグやパニアバッグを簡単に装着できること。たくさんの荷物を搭載できるだけでなく、バッグの脱着のしやすさも魅力です。
デメリットは、デザインが大きく重量が重いこと。小さなホイール径の折りたたみ自転車には不釣り合いなほど、大きく感じられます。また、大きいだけあって重量が1kg近くあり、軽量化を気にする方には向きません。
フロント用のキャリアの設定があるのは、Traverer Rackのみになります。リア用と同じくサイドバッグの装着を考慮した設計になっています。
今回選択したキャリアは、フロント側にTraveler Rack 20″ フロント用、リア側にArclite RacK 20″リア用を選びました。
サイドバッグを取り付けられるようにしたい気持ちもあったのですが、重量が重くなってしまうので断念。軽量な方を選びました。
キャリア取り付け
フロント用の「Traveler Rack 20″ フロント用」と、リア用の「Arclite RacK 20″リア用」。
まずはリア側「Arclite RacK 20″リア用」の取り付け前と取り付け後です。
Arclite RacK 20″リア用は基本的に荷台用のキャリアですので、幅が広い作りになっています。
取り付ける箇所は、ハブ付近とシートポスト下のダボ穴、計4箇所で固定します。純正品なので取り付けは簡単です。
続いてフロント側にTraveler Rack 20″ フロント用を取り付けます。こちらは少し苦労しました。
ハブ付近のダボ穴とフロントフォークの穴を利用して固定します。
前後キャリアを装着した状態でも、問題なく折りたたむことができます。このへんはさすがは純正といったところですね。
フロントキャリアの不具合
純正品のはずですが、フロントキャリアの取り付けに、いくつか苦労したポイントがありました。
以前取り付けたマグネット金具に接触するので、マグネットの位置を若干調整する必要がありました。
一番問題になったのが、ヘッドの下部への接触です。そのまま締め込むと、ハンドル操作に影響が出てしまいます。
DAHON純正とは思えない精度だなと思いましたが、愛車が2004年制とかなり古い車種なので、対応していなかったのかもしれません。
ナットを2個噛ませて調整しました。これでヘッドパーツへの接触を回避することができました。
ブレーキパーツとの間隔が左右ともに1mm以下になりますが、かろうじて接触は回避できています。
まとめ
DAHONの純正キャリアTraveler Rack 20″ フロント用とArclite RacK 20″リア用の取り付けを紹介しました。
途中思わぬ不具合に見舞われましたが、なんとか取り付けできました。純正とは言え、あまりにも古いモデルでは不具合が出るかもしれません。
キャリアが付いたことで、荷物の持ち運びが断然楽になりました。バックパックは両手が使えますが、やはりキャリアに荷物を積むことで身軽になると疲労度が違います。