ミニベロ小径折りたたみ自転車に最適なタイヤの選び方!使用目的別に紹介

 

この記事では、ミニベロ小径折りたたみ自転車の用途に合わせた最適なタイヤの選び方を紹介します。

ミニベロ小径折りたたみ自転車のタイヤ選びで悩んだことはありませんか。

普通サイズの自転車とは大きく特性の違うミニベロ小径折りたたみ自転車。気持ちよく走れれば良い走行性能重視なのかパンクしたくない耐久性重視なのか、それとも持ち運びを考えて軽量化が大事なのか重量は気にしないから乗り心地重視なのか、仕様目的に合わせてタイヤを選ぶ必要があります。

通勤通学で使うのか休日のサイクリングだけなど使用目的はさまざまです。

ミニベロ小径折りたたみ自転車の使用目的に合わせたタイヤの選び方を紹介します。

ミニベロ小径折りたたみ自転車の特徴

通常サイズの自転車は、用途別に特徴が明確に違っています。通勤通学買い物用のママチャリ、走り重視のロードバイク、未舗装の道でもガンガン進めるマウンテンバイク、その両方を走れるクロスバイク。その他にも砂利道など荒れた路面を特異とするグラベルバイク、大荷物を載せて長距離を旅する目的のランドナーバイクなどなど、走行目的に合わせて車体自体が細分化されています。

使用目的がはっきりしているため当然タイヤもロード用、マウンテン用と様々な種類とサイズが用意されています。

ミニベロ小径折りたたみ自転車の場合を考えてみると、普通サイズの自転車ほどはっきりと細分化されているわけではありません。車体の材質やコンポーネントの違いで走り重視にしたものが存在するくらいで、通常サイズの車両ほど極端に大きな違いがないのが特徴です。

車体に大きな違いが見られないミニベロ小径折りたたみ自転車タイプは、搭載するコンポーネントやタイヤ性能の違いが乗り心地や操作性に大きく影響します。

タイヤの種類によって乗り味や操作感が大きく変わってくるので、タイヤ選びはとても重要です。

ミニベロ小径折りたたみ自転車に最適なタイヤ

ミニベロ小径折りたたみ自転車を選択する理由は、置き場所の問題や持ち運びやすいコンパクトさなど様々ですが、主な用途を考えてみると、大きく3つに分かれると思います。

POINT

ここに文章

  • 通勤通学買い物など日常の足
  • 休日のポタリングやサイクリング
  • ミニベロ小径折りたたみ自転車の性能を追求した走り優先型

通勤通学買い物など日常の足

通勤通学や買い物など毎日町中を走ることになるであろう日常の足用途では、タイヤに求める性能は耐久性とクッション性能です。

町中の道路は、歩道の段差や工事跡のデコボコした路面、マンホールや側溝のグレーチングなど、はっきり言って状態が悪い場合がとても多い場所です。

そんな路面を高性能な走り優先の細く高圧なタイヤで走ると、路面からの突き上げやグレーチングにタイヤが嵌ってしまうなど、とても快適には走ることができません。パンクの心配も格段に上がってしまいます。

日常の足として使うのであれば、パンクの心配が極力少なく町中を快適に走れるサイズ、1.25〜1.5あたりのものを選びましょう。

タイヤ サイズ 重量 価格
Panaracer Minits Tough 20×1.25(32-406) 260g 約4,000円
Panaracer minits s 20×1.25(32-406) 380g 約2,500円
SCHWALBE KOJAK 20×1.35(35-406) 230g 約4,900円

Panaracer Minits Tough

Panaracer Minits Toughは、タフという名前の通り、高い耐パンク性能を実現させたタイヤです。それでいて、260gという軽量さを実現させたミニベロ小径車の特性にあったタイヤです。

釘やガラス片といった鋭利なものによる貫通パンクだけでなく、サイド部分も対策されているため、歩道の段差や縁石など町中のタイヤをこすりやすい場所でも安心して走ることができます。

デメリットとしては、価格が若干高いこと。性能的には全く問題ありませんが、毎日の足として使う寿命を考えるとコスパ的にはそれなりとなります。

Panaracer Minits s

Panaracer minits s [20×1.25]は、パナレーサーミニッツシリーズの中でちょうど中間に位置する標準的なモデルになります。スポーティな走行性能と耐久性を両立させたうえに、価格も抑えめなコストパフォーマンスが高いタイヤです。

走行性能も耐久性能もずば抜けたものはありませんが、タイヤとしてのバランスが良く普段の足として使う目的であれば快適に走れるタイヤです。

デメリットとしては、特にありません。ずば抜けた良いところのに変わりに悪いところも見当たらない。あえて言うのであれば、走行性能も耐久性能もそこそこといったところでしょうか。

SCHWALBE KOJAK

SCHWALBE KOJAK 20×1.35(35-406)は、中上級グレードのミニベロ小径車で標準採用されることの多いタイヤです。タイヤの溝がないスリックタイヤで走行性能を高めながら、やや太めのサイズで耐久性も確保しています。

1.35というロードバイク用としてはやや太めタイヤ幅は適度なクッション感がありながら、キビキビと走ってくれるスポーティなタイヤでもあります。

デメリットとしては、中上級グレードの標準タイヤということもあって価格が高いこと。また、スリックタイヤなので雨の日に滑りやすくなります。

休日のポタリングやサイクリング

普段通勤や通学では使わず、休日のポタリングやサイクリング、ちょっとした買い物程度といった用途の場合は、何時までに必ず着く必要があるといった時間制限がありません。タイヤに求める性能も耐久性重視ではなく、気持ちよく走れる走行性能に目を向けた選択ができるようになります。

ミニベロ小径折りたたみ自転車の特性を生かしたポタリングやサイクリングといえば、輪行したり車載しての持ち運びのしやすさです。今はまだ輪行まで考えていなくても、軽量化と走行性能と乗り心地を両立できるようなタイヤを選んでおくと良いでしょう。

タイヤ サイズ 重量 価格
Panaracer Minits Lite 20×1.25(32-406) 190g 約5,000円
Panaracer minits s 20×1.25(32-406) 380g 約3,000円
IRC JETTY PLUS 20×1.25(32-406) 235g 約2,400円

Panaracer Minits Lite

Panaracer Minits Lite 20×1.25は、ロードバイク向けのテクノロジーを採用した軽量ハイスペックなタイヤです。ロードレース向けタイヤの技術を盛り込んだ快適な走行性能を、ミニベロ小径車用のコンパクトなタイヤで実現しました。

1.25という細すぎず太すぎずというサイズ感ながらも、ロードレースタイヤに採用されるようなテクノロジーの恩恵で走行性能と耐久性を両立させながらコンパクトサイズに落とし込むことで、ミニベロ小径車の特性にマッチした軽さをもあわせ持ちました。

デメリットとしては、高性能なので仕方ありませんが、ハイスペックモデル特有の価格の高さです。またこのタイヤは溝のないスリックタイヤです。休日のポタリングやサイクリング目的でわざわざ雨の日に出ることはないと思いますが、不意の雨に遭遇した場合は滑りやすくなるので注意が必要です。

IRC JETTY PLUS

IRC JETTY PLUS 20☓1.25は、IRC(井上ゴム株式会社)製の街乗り向けロードタイヤ。街乗りに必要な走行性能と耐久性を併せ持ったタイヤです。

タイヤはセミスリックを採用し走行性を高めただけでなく、雨の日でもスリックタイヤ特有の滑りやすさを抑えることに成功しています。何よりこの性能で価格が安く抜群のコストパフォーマンスを誇ります。

価格が安いにもかかわらず、特に悪いといったレビューも見当たらず、実は隠れた名品かもと個人的に思っています。

taks
愛車DAHON Boardwalk D7を11速化したときに、私もこのタイヤを使っています。

デメリットとしては、特にありませんが、あえて言うならば走行性能も耐久性能も価格なりといったところでしょうか。

ミニベロ小径折りたたみ自転車の性能を追求した走り優先型

置き場所の問題やセカンド車としてミニベロ小径折りたたみ自転車を選んだけど、「ロードバイクについて行きたい」「悪路を走破したい」など、性能を追求した走りをしたい場合は極端に尖った性能を持ったタイヤを選ぶこともできます。

普段の日常の足としては、お世辞にも使いやすいとは言えないものになりますが、走行性能に関しては申し分ないタイヤです。

タイヤ サイズ 重量 価格
SCHWALBE ONE 20×1.10(28-406) 200g/1本 約4,500円
SCHWALBE マラソン 20×1.50(38-406) 530g 約2,500円

SCHWALBE ONE 20×1.10

SCHWALBE ONEは、ロードバイクのようにオンロードの走行を追求したタイヤです。20インチ(406)タイヤの中では最もスポーティな部類に入る人気のタイヤです。

細身で高圧なので接地面積が少ないため足への負担も少なくて済み、軽快な走りが楽しめます。

デメリットとしては、高圧なためゴツゴツと乗り心地が悪く、細身のタイヤは路面状態によってハンドルを取られやすくなります。

SCHWALBE マラソン 20×1.50

SCHWALBE マラソンは、耐久性を追求し耐パンク性能を突き詰めたタイヤです。ロングツーリングや悪路で威力を発揮します。

耐パンクベルト“グリーンガード”という技術で、釘やガラス片などからパンクを防いでくれます。パンクの心配がほとんど無くなるので、どんな場所でも安心して走ることができます。またタイヤ幅が広いためクッション性が高く、乗り心地も良くなります。

デメリットとしては、タイヤ幅が広いため重量が重く軽快さはあまりありません。また接地面積が広くなるためメダルの抵抗が上がり足への負担も増します。

まとめ

タイヤは消耗品です。使用目的に合わせて選ぶ必要はありますが、生活の変化に伴って使用目的も変わっていくと思います。寿命などでも交換のタイミングがやってきますので、色々なタイプを試してみると自分にあったタイヤを見つけることができます。

タイヤ サイズ 重量 価格
Panaracer Minits Tough 20×1.25(32-406) 260g 約4,000円
Panaracer minits s 20×1.25(32-406) 380g 約2,500円
SCHWALBE KOJAK 20×1.35(35-406) 230g 約4,900円
Panaracer Minits Lite 20×1.25(32-406) 190g 約5,000円
Panaracer minits s 20×1.25(32-406) 380g 約3,000円
IRC JETTY PLUS 20×1.25(32-406) 235g 約2,400円
SCHWALBE ONE 20×1.10(28-406) 200g 約4,500円
SCHWALBE マラソン 20×1.50(38-406) 530g 約2,500円
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