この記事では、ミニベロ小径折りたたみ自転車のチューブの選び方とおすすめを紹介します。
タイヤ交換やパンクの修理などでチューブを交換するときに、どのチューブを選べばよいか悩んだことはありませんか。
タイヤは用途によって様々な種類が発売されていて、どういう特徴を持っているのか割と簡単に情報を得ることができます。それに比べてチューブに関しては、いざ選ぼうと思うと情報が少ないことに気づきます。
この記事では、ミニベロ小径折りたたみ自転車用のチューブの選び方と、おすすめのチューブをいくつか紹介します。
もくじ
20インチ小径車に最適なチューブの選び方
ミニベロ小径折りたたみ自転車の用途によって、チューブを選ぶ必要があります。
ロードバイクのようにスピード重視の使い方をするのか、通勤通学などの日常的な足にするのか、休日のポタリングやツーリングを楽しむだけなのかによって、選択すべきチューブは変わってきます。
一般的に走行性能と耐久性は相反しますので、走行性能を求めると軽く軽快に走行できる代わりに耐久性が下がりパンクの危険性が上がります。逆に耐久性を重視すると、パンクには強くなりますが重く軽快さを失います。
ロードバイクのようにスピード重視で選ぶのであれば、重量が軽く細身で高圧に耐えられる必要があります。
通勤通学など毎日の足としての用途で選ぶのであれば、耐久性の高さが第一条件になります。多少の重量増や走行性能を犠牲にしてもパンク耐性の高さや寿命の長さを重視して選ぶ必要があります。
通勤や通学には使わず休日のポタリングやツーリングを楽しむだけであれば、極端な耐久性を求める必要はありません。自分の好みに合わせて、軽快な走り重視であれば走行性能より、パンクを極力減らしたいのであれば耐久性重視など、予算に合わせて選択すればよいでしょう。
おすすめチューブ
ミニベロ小径折りたたみ自転車用のチューブは、それほど種類も多くありません。選択の幅は小さいですが、逆に特徴を明確に押し出したチューブがいくつがあります。いくつかのおすすめを紹介します。
種類 | 重量 | バルブ長 | 特徴 | 価格 |
---|---|---|---|---|
Schwalbe 6ASV | 65g | 40mm | 耐久性、走行性能を高い次元で両立させた高性能品。 | 約1,000円前後 |
Panaracer R’AIR | 55g | 48mm | 軽量化を追求した超軽量モデル。耐久性にやや難ありか。 | 約1,400円前後 |
Panaracer サイクルチューブ | 73g | 34mm | 実用車にも使われる標準タイプ。重量も性能もそこそこだが価格が安くコスパが良い。 | 約700円前後 |
Schwalbe 6ASV
シュワルベの高性能チューブ。耐久性と走行性能を両立させたチューブは、軽快に走るための走行性能はもちろん、パンクにも強く寿命も長い耐久性を持っています。
デメリットは、高性能は高級品ということで値段が高いこと。そして重量が重いこと。耐久性を持たせるため肉厚になるのか、どうしても重くなってしまうようです。
予算が許すのであればこれを使いたい。
Panaracer R’AIR
パナの超軽量チューブ。超軽量を売り文句にしているだけあって、圧倒的に軽量。足元の軽量化は走行性能に大きく貢献するということで、軽快に走ることができる一品です。
デメリットは、軽量を追求するがゆえに耐久性が低い。軽量化のために薄く仕上げているのか、レビューを見ても当たり外れが大きく、パンクしやすい印象を受けます。
通勤や通学には使わず、休日に楽しむのをメインにしている乗り方で、性能を追求している方向け。
Panaracer サイクルチューブ
パナの標準チューブ。ママチャリにも一般的に使われることの多いサイクルチューブ。実用向けかと思いきや何故かロード向けの細いサイズまで網羅している懐の広いチューブ。
重量はそれなりだが、実用自転車向け特有の耐久性も兼ね備えているため、意外と使えるチューブ。
デメリットは特に見当たらないが、価格が安いなりに走行性能、耐久性ともにそれなり。完全にロード向けというわけでもないので、吸気圧の入れすぎに注意したい。
コスパを重視している方向け。
まとめ
タイヤについては用途に合わせて様々な種類が発売されており、購入する際にも特徴や性能を選んでいると思いますが、チューブについては意外と木にされていない場合も多いのではないでしょうか。
チューブの中にも耐久性重視や走行性能重視、コスパ重視など、いくつかの種類があります。
ミニベロ小径車向けのサイズは選択肢の幅が少ないですが、自分の用途に合わせた選択をしておくと、パンクを減らしたり軽快に思い通りの走行ができます。タイヤと合わせて選んであげましょう。